患者さんのトラブルクレーム対策~歯科医院~

日々の診療で患者さんとトラブルになった時、なりそうな時の対策ブログです

元歯科助手さんからの入れ知恵がトラブルを助長する場合がある

患者さんが怒りを持ったクレームを言ってくる段階では

ほぼ

家族か、周囲の人間からの入れ知恵で パワーアップして自信満々で来ることが多いです

自分自身の判断の場合は

恐る恐る、「〇〇でしょうか?」と自信なく質問として聞いてきてくださいます。

 

ネット社会になり、

自分の疑問をネットの掲示板などで吐露したときの

周囲の焚き付けで助長されることもありますので 注意。

 

その場合、多いのが

歯科助手さん からの入れ知恵です。

歯科衛生士さんはちゃんと仕事内容を理解していますので

よほど偏屈な人でない限り、 歯科の状況を判断できますし、仕方がない事の

気持ちの持って行き方も理解していますが

 

歯科助手さんは 無資格者、門前の小僧です。

しかし 患者さんからすると 「専門家」のように見えていますし

長年歯科助手さんをしていると その気になってしまう方も多いです。

 

きちっとしたエビデンスを持たない人が上っ面の知識で

患者さんへ 「それオカシイですよ!」と入れ知恵をすると

 

患者さんは 「専門家が言うんだからおかしいんだろう!」と憤慨してきます。

落ち着いてきた先生とのやり取りも 全てが疑惑に変わってしまいます。

 

なので、

もし 患者さんが自信たっぷりに 抗議してきたら

周囲にだれか居ると思ったほうが良いです。

 

あまりに埒が明かない場合、事件性を帯びてきた場合

一言

もし、貴方になにか助言をした方がいらっしゃったら

 警察でその方も事情聴取されますので、その旨 お伝えください」

釘を刺しておくことです。

 

入れ知恵をした側も 興味半分でただ適当な事を言っただけで

警察から事情聴取で呼ばれる!?と びっくりしますし

そこまでの責任は負えないと 離れていきますので

 

早々な段階で 入れ知恵者 に対して 釘はさして置いた方が無難です。


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