患者さんのトラブルクレーム対策~歯科医院~

日々の診療で患者さんとトラブルになった時、なりそうな時の対策ブログです

プロの当たり屋

私が今まで経験の中で 確率が高いもの。

 

住所が診療所から遠い   です。

 

電車通勤ができる昨今、長期の出張もありますし 色々な事情がありますが

一度 患者さんへ

「ご住所が遠いですが、通えますか?」 

と そっと質問してみるといいと思います。

大抵、「仕事場が近い」とか 「引っ越ししてきたばかり」等の

理由を教えてくださいます。

 

ただ「こちらに来た時に取れたので応急処置で」 というのは

グレーに入ります。 特に駅前や繁華街以外の町中の診療所では

警戒しておくに越したことはないと思います。

 

プロの当たり屋は ??変だな?と思われる事に敏感ですから

とっさのウソも考えてきます。

 

口腔内にちゃんとした治療がされていない

(中断跡が多い、抜けたまま)

 

も 要警戒です。

ちゃんと治療を受けていない、または 受けられなかった事情があるという事で

他の所でもトラブルを起こしている場合があります。

 

手をつけたら「 先生に〇〇されたところ、ずっと調子が悪いんだけど」と

 

Drに責任を擦り付けるような事をくりかえし、金品や謝罪を要求する人も居ます。

 

最近では お金目的ではなく 相手がおろおろするところを楽しむ

オカシイ人も増えていますので 要注意です。

相手が下手にでていて 強く出られない事に優越感を持ち、どんどん

エスカレートしていく人です。 

 

関わったら大変な人も 全体の患者さんの中には含まれるかもしれないという事を

覚悟しないといけない仕事です。